シャンプーって、安いものと高いものがあるけど何が違うんだろう?
高いシャンプーを買ってみようと思うんだけど、髪にいいのかな?
こんな疑問があると思います。
この記事は現役の美容師が、安いシャンプーと高いシャンプーの違い?を解説しています。
本記事を読めば『安いシャンプーと高いシャンプーの違い?』が解ります。
安いシャンプーと高いシャンプーの違いは?結論
安いシャンプーとは?
安いシャンプーは、ラウリル硫酸、ラウレス硫酸Naなどの髪によくないとされている成分が入っています。
汚れを落とすことが1番の目的に作られたもので
洗浄力が強く髪を痛める可能性があります。
『高級アルコール系』とも呼ばれています。
詳しくは下の記事で解説しています。
高いシャンプーとは?
高いシャンプーは、グルコシド系やベタイン系、アミノ酸系などの成分が配合されています。
- 洗浄成分:アミノ酸系、ベタイン系、グルコシド系など
- 保湿成分:セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など
- 補修成分:ケラチン、アミノ酸、ビタミンなど
これらの成分は、頭皮や髪を優しく洗い、保湿や補修をしてくれる効果が期待できます。そのため、頭皮トラブルや髪のダメージが気になる人には、高いシャンプーがおすすめです。
また、高いシャンプーは、香りやパッケージにもこだわって作られていることが多いです。
髪や頭皮に良い成分が配合されていて、製造する上で原価が高くなっています。
安いシャンプーは原価が安く製造できる『硫酸系』といわれる成分で構成されていて、洗浄力が強いので頭皮や髪のダメージに繋がる可能性があります。
高いシャンプーはアミノ酸系といわれる洗い上がりの優しい成分で構成されています。敏感肌や、赤ちゃんの肌に使っても問題ない成分です。製造の原価が高くなるので、値段にも反映されています。
シャンプーを購入する際には、表示されている成分を見てみましょう!
雰囲気や、宣伝文句で選ぶのではなくしっかりと見極めましょう!
安いシャンプーに配合されている成分
ラウリル硫酸ナトリウム
髪の毛のたんぱく質を変質させてしまう作用があります。
洗浄力が強いので、頭皮に必要な脂までも取ってしまいます。
頭皮の脂を取りすぎると、余計に頭皮から脂が分泌されたり
乾燥してフケの原因になることがあります。
ラウレス硫酸アンモニウム
こちらの成分もラウリル硫酸ナトリウムと同様に、洗浄力が強いので
頭皮の乾燥、髪の毛にダメージにつながる可能性があります。
価格の安いシャンプーはこの成分が入っています。
表記を見てみましょう!
高いシャンプーに配合されている成分
グルコシド系
シャンプーの泡の安定性や泡の持続性に優れていて、シャンプーの泡立ちを良くする成分になります
シャンプーの泡が残りづらく、さっぱりとした洗浄力です。
低刺激ですが、しっかりとした脱脂力もあります。
オーダニックシャンプーなどの主成分として表記されることが多いです。
ベタイン系
シャンプーの洗い上がりを穏やかにする特徴、肌への刺激を和らげる効果があります。低刺激ということもあり、ベビーシャンプーにも使われる洗浄成分です。
アミノ酸系
人間の皮膚や髪のタンパク質はアミノ酸で構成されています。
それと同じ成分のもので、肌と同じ弱酸性なので、頭皮や髪に優しく良いものとされています。
上記のような表記があるシャンプーは高いシャンプーの分類になります。
安いシャンプーと高いシャンプーの違いは?まとめ
上記のことから
安いシャンプーは、一概には言えませんが髪や頭皮に悪影響を及ぼす可能性が入ります。
高いシャンプーは成分が頭皮や髪に優しく良いもが使われています。
安いシャンプーは原価が安い商品であって、高いシャンプーに配合されているものは原価が高くなっています。
高いからいいということはないのですが、髪質や頭皮にあったシャンプーがあれば、高いシャンプーを使うことをお勧めします。
美容室専売や、市販で販売されているシャンプーは種類がありすぎて何が良いのかわからないですよね。
シャンプーの購入に迷っていたら、下記記事も参考にしてみて下さい。