ご来店したお客様
市販のカラー剤で染めたら、暗くなりすぎたので明るくしたい。
白髪染めを辞めてグレイヘアにしていきたいから、ハイライトを入れたいけど毛先の黒いところは明るくなるの?
こんな悩みがあると思います。
現役美容師の僕がお答えしますね。
市販のカラートリートメント使用後 髪が明るくならない対処方法 結論
- ブリーチを使って黒くなっている色素を取っていく
- 明るくならない例外もある
市販のカラー剤でもある程度は、ブリーチを使って明るくすることが出来ます。
しかし例外があって、ブリーチを使うと髪が緑になったり明るくならないことがあります。
市販のカラー剤を使って明るくならない例
実際にご来店されたお客様です。
グレイヘアに移行中です。
根本が伸びてきたので境目をぼかす為に、ハイライトを入れて明るくしたいと思いました。
この上の画像、毛先の黒い所ブリーチしています。
ほとんど明るくなりませんでした。
カラートリートメントを使っていたようです。
市販で買えるカラートリートメントは手軽で染まるのですが、後でカラーチェンジをしようと思っても変えられなくなってしまいます。
ブリーチを使ってこの位は美容師から見たら、ビックリします。
市販のカラートリートメントで注意する成分
先程のお客様、画像ではわかりにくいのですが、緑色になっています。
原因は「硝酸銀」という内容成分
この硝酸銀という成分、アルカリに反応するとたちまち緑色に変色してしまいます。
カラー剤や、ブリーチは『アルカリ』が配合されています。
カラートリートメントを買うときは、成分表で「硝酸銀」の表記があるものは避けましょう。
光の関係で少し明るく見えますが、ブリーチしてこの毛先の明るさは悲しくなりますね
安易にカラートリートメントを使ってはいけないと言うことですね。
「硝酸銀」と表記があるカラートリートメントは使うのはやめましょう。
カラートリートメントは、トリートメントと言う表記がありますが殆どカラー剤として考えていいですよ。
白髪染めを辞めてキレイなグレイヘアにしたいのならば、シャンプーにこだわりましょう。